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休診日

5月2日(木)~ 5日(日)

診療開始日

5月6日(祝・月) 午前・午後とも診療します

 

皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが

よろしくお願いいたします

温穂堂

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令和4年3月末日をもって、訪問診療を終わらせていただきます。
これまでご愛顧いただき感謝申し上げます。

今後訪問診療体制が整うことがありましたら再開について検討してまいりたいと思います。
これまでの長い期間、本当にありがとうございました。

温穂堂 院長  齋藤義昭

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訪問診療を始めます

 

今春(5月7日)より、訪問診療を始めさせていただきます。

病気や介護のため、その他治療を受けたくともなかなか治療院までは行けないという方々に向け、訪問診療をさせていただくこととなりました。

皆様からのご連絡お待ちしております。

 

詳しくはこちらからご覧ください。

 

連絡先(温穂堂 往診部)

電話番号     080-3570-5735

メールアドレス   hari.q.saito@gmail.com

 

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治療料金の改定

諸般の事情により下記の通り料金を改定いたします。

よろしくお願い申し上げます。

 

改定料金 (4月2日より実施させて頂きます)

大人        3,000円

20歳未満     2,200円

中学生 高校生   1,600円

小学生以下     1,300円

初診料         500円

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鍼専門としてスタートして早いもので20年ほどになります。

中途視覚障害でこの世界に入り、鍼灸の世界に夢をもってスタートしたとは言い難いのが実情だったのです。決して自慢できる話ではないですよね。

温穂堂スタッフとしてこれまで携わってきてくれた若者たちの姿勢とは大違いのスタートだったのですね。

そんな私でも振り返るとはや20年余り。ただただがむしゃらに前に進んできた日々の積み重ねだったようです。

ただ、そんな中でかかわらせていただいた多くの患者さんたちに支えられ、助けられ、学ばされてきた日々でありました。

本当に感謝なことです。

これからも多くの方々に支えられ、導かれて臨床家生活を少しでも長く続けていくことでお返ししていければと願っております。

私自身は汚点だと感じてきた闘病生活での苦しかった様々な経験が、臨床に当たっては決して無駄なことではなく、むしろ生かされていることに不思議な泄痢を感じています。

「すべてのことを益としてくださいます」この御言葉は本当のことなんだと感ぜずにはおられませんでした。

自らの心の貧しさに幾度ととなく苦しめられ、自暴自棄になったりしてきたこと。そして許されてきたこと、これらの貴重な体験が許されて臨床家として歩んでいる現在も、またこれからもずっと役立たせていただけるように心掛け、苦しむ人々のお役に立てるよう努めていきたいと願っています。

苦しんできた玄米菜食、漢方薬(煎餌薬)、10KM(キロメートル)ジョギング等々、家族に支えられてきた経験。

駅の階段をやっとやっと登ることしか出来なかった闘病期。

これらの貴重な体験が大きな財産となっている姿に驚かされ、これらの体験を通して学ばされてきたこと等、すべてが生かされていることにただただ感謝するだけです。

更に、すべてを通して皆様にお返ししていきたいと願いつつ。

 

 

 

 

 

 

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自然分娩を望み出産された症例から(陣痛促進穴使用)―30歳代の女性―

二人目の出産に向け順調に過ぎしていたが、出産予定日になっても陣痛が来ずこのままでは帝王切開になってしまうとのことで来院されました。来院されお話を伺ったところ、一人目を帝王切開で出産されたため、今回の出産はどうしても自然分娩で生みたいとのことでした。

一人目を帝王切開で出産されているため、予定日後数日間の余裕しかなく、すでに帝王切開の日が差し迫っている状況とのことです。藁をもつかむ思いでホームページを検索し、来院されたのでした。「鍼治療の体験はありませんが何とか自然分娩できないかとの思いできました。日にちはあまりありませんがよろしくお願いします」とのことです。「出来る事をしっかりとやってみましょう。日にちがありませんが2・3回の治療は必要になるかと思いますのでよろしくお願いします」とお話しして初回の治療に入りました。

治療により脉状が綺麗に整い腹部も柔らかく変化して鍼の良い影響が現れたようです。治療の最後に背部陣痛促進穴を確認し、いつ生まれても良いとからだが教えている位置にあることを確認しました。初回の治療であったためそこへの円皮鍼の貼付はせず、初回の治療を終えました。「ちゃんと背中に陣痛促進穴が出ていますから何とかなるかもしれませんね。今日は初めてなので明日また来てください。その時にその穴に処置しますので」と話し、明日の来院をお願いしました。

翌日来院いただき、所定の治療を終え、最後に背部陣痛促進穴へ円皮鍼を貼付し治療を終えました。

「昨日は軽い陣痛のようなものがありましたが、短時間で終わってしまいました」とのことでしたが、「明日か明後日に強い陣痛が来るかもしれませんので、背中につけた鍼は明日の夜までそのままにしておいてください」と伝えて次回の来院の約束をし治療終了となりました。

ところが身内の入院騒ぎが起きてしまい、約束をした治療日に来院できなくなってしまいました。

その後、数日間連絡がなく、だめだったのかなと思い始めていましたが、「無事に自然分娩できました。ありがとうございました。帝王切開せずに生むことが出来ました」と感謝の連絡をいただき、ほっと胸を撫で下ろしました。「おめでとうございます。連絡ありがとうございます」とお応えして受話器を下しました。

何とかお役に立てて良かったと安堵した瞬間でもありました。

逆子や微弱陣痛で帝王切開になるケースや促進剤を使っての出産のケースが増えてきていいると聞いています。予定日直前になっても予定日を過ぎても陣痛の来ない妊婦さんの出産に向けての治療に携わらせていただく機会も多くありますが、そのたびごとに「良かったなぁ」と安堵できる幸いに私自身も感謝しています。

多くの妊婦さんが自然分娩できますようにと願いつつ、鍼灸治療によるこのような効果のあることをもっともっと多くの人に知っていただけるよう努力していかねばと強く思わされる体験でもありました。

 

 

 

 

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(PDF版)ベビーベッドご用意しております

 

乳幼児ベッドⅢ

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子宮内膜症の症例から -20歳代前半の女性-

10代の頃から生理痛は強かったが、これが普通と思いそのまま過ごしていたという。

20歳過ぎに結婚し、昼間の仕事に、夜はご主人の仕事の手伝いと忙しく過ごしていた。

疲労も重なり、生理痛は以前にも増して強くなり、、かなりきつい状態となってなってきた。そのため仕事にまで支障をきたすようになり、病院へ行き検査を受けることとなったそうです。検査で子宮内膜症と診断され、投薬治療を開始した。

しかし、なかなか強い痛みは引かず、緩和ケアへも受診しながら診療を継続していたが、思うような緩和には至らなかったようである。

そんな中で、緩和ケアからの紹介を受け当院で治療をすることとなった。

日常のことを聞きながら仕事のことについての話となり、日々ハードなスケジュールをこなしていることがわかった。昼間は、たち仕事が多く、夜には居酒屋のご主人の手伝いと朝方まで続くこともあったという。

このようなことも重なり、悪化したのであろう。

からだは、疲れが抜けず、手足は冷たく、腹部も堅い状態であった。「痛みが激しく、痛み止めも効かず、辛い」との訴えである。

日々の仕事をすぐに変えることは難しいが、食時面やからだを冷やさぬようにとのアドバイスをし、まずは週2回の治療継続をお願いした。

鍼治療ははじめての経験であったが、快く継続治療に応じてくださって通院してくださったのである。

当初は、週に二回のペースで治療を継続しながら進めていきました。痛みの強い時の来院では、治療後痛みがひいていくのがわかり、苦痛の表情から笑顔へと変わって帰宅される機会も次第に多くなって行きました。

三ヶ月ほどたつと痛みの無いときも増えてくるようになり、生活が楽になってきていました。仕事は相変わらず忙しく、クーラーの入る時期に入るとからだは冷やされ、痛みの増すこともありましたが、無事に過ごせるようになっていきました。

週二回のペースから週一回に変わり、二週間に一回でも痛みを感じなくなっていきました。

約一年ほどの治療を継続していく中で、以前あった強い痛みは無くなり、生理たびに苦しんでいたことがうそのように変わっています。

子宮内膜症は、難治の病といわれ、多くの方が苦しんでいると聞きます。このたびの症例のように痛みから解放され、内膜症の苦しみから解放されるケースもあります。

経絡治療(鍼治療)は、気血の偏重によって出来たからだのゆがみを改善して快方に向け、皆様自身のからだが自ら治していくように向けていく治療です。からだが冷えて偏重を来たす例が特に婦人科疾患には多いように思われます。一度鍼灸治療院の門をたたいてみてはいかがでしょうか。

 

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 今回の講習会は終了いたしました。次回は来年春頃を予定しておりますのでそれまでお待ちください。

次回の講習会参加をお待ちしております。

                                                                (PDF版はこちらから)
東 洋はり医学会は、素難医学に源流をおく“経絡治療”のはり専門家を育成している団体です。陰陽五行・虚実・補瀉をわかりやすく体系化し、「手から手へ」の 技術修練を大切に実践しています。新潟支部も創立40年を超え、「手から手へ」の実践を通して、今までに多くの鍼専門家を輩出してきています。こ のたび、新潟支部において学生向けの経絡治療講習会を計画いたしました。講師は、実際に臨床(生まれて間もない乳児から内科疾患・婦人科疾患・眼科疾患・ アトピーなどのアレルギー疾患・膠原病・重症疾患等の臨床)に携わっておられる鍼師の先生方が当たられます。先生方の臨床における生の声や実際にモデル患 者として鍼を体験できるチャンスです。この機会を通して皆さんのこれからの勉学に、鍼の修練に役立ててください。講習会のあとで次のような話を良く聞きます。

「自分には脉診がわからないので、経絡治療は出きない」「脉を診てもさっぱりわからないから経絡治療は自分には出来ない」

「経絡治療をやってみたいけど、脉がわからないから・・・・」

確かに、脉を見極めることは難しいかもしれません。でもはじめから脉をしっかりと診れる人は稀です。私自身も、はじめは良くわかりませんでした。臨床を重ねながら少しずつ習得していくものです。そこで立ち止まらず、一歩前へ前進してみませんか。

経絡治療と言えば脉診に代表されますが、決して脉診だけで決まるものではないのです(誤解の無いように)

是非この機会に、刺鍼の仕方、脉診のやり方を一緒に勉強して、経絡治療に触れてみませんか。

1班を4~5人の講習生で構成し、講師一人が指導に当たります。学生講習会に数回参加されている方は、その方々で班を構成し、更なる指導をしていきます。

期日

2013年10月27日(日) 午後1時00分~ 4時40分 (受付 12時30分~)

講師紹介

鈴木俊孝 (新潟支部指導員  はりきゅう施術院 Home 院長)

齋藤義昭 (新潟支部指導員  温穂堂 院長)

受講料

無料

定員

20名 (定員になり次第締め切ります)     『申し込み締め切り』 10月12日(土)

会場

「新潟市万代市民会館 303研修室」新潟市中央区東万代9-1  TEL 025-246-7711                                                               (下記地図をクリックすると拡大されます)

講習内容・時間

 
午後1時00分~4時40分
1.質問会(経絡治療・東洋医学等について疑問点、わかりにくいことなど気軽に質問してください。疑問点をある程度解決してから実技に入り たいと思います)
2.経絡治療体験(受講者の皆さんからモデル患者となっていただき、実際の臨床体験を通して脉・腹部の変化等、経絡治療

の体験をしていただきます)

 
3.実技1 基本刺鍼  (補法・瀉法の基本的な刺鍼のやり方を指導)  
4.実技2 脉診  (脉状診・比較脉診の基本的なやり方の指導)
5.質問会(治療体験、実技等の体験を通して、もう一度質問会をおこないます。少しでもわからないところを解決して講習会を終えましょう)
「使用鍼」  銀・ステンレス ディスポ鍼を使用。銀鍼1寸ー1番・ステンレス鍼寸3ー1番を使用(鍼はこちらで用意します)

申し込み・問い合わせ先  東洋はり医学会新潟支部   齋藤義昭

1.講習会申し込み:こちら(http://www.onpodou.com/toyoharimail.html)から2.TEL・FAX 025-285-5735(温穂堂)(いずれも住所・氏名・電話番号・学校名・学年を明記の上、申し込みください)
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-慢性扁桃炎の症例から (40歳代の女性)-

子供の頃から扁桃腺が腫れやすい状態が続 いていたという。

成人してからもその状態は続き、薬の服用は欠かせない状態であったという。

からだの疲れや風邪をひいたときなどは悪化し、体調を崩しやすかったようだ。

そんな状態が続いていたが、次第に扁桃腺の腫れが引かず、薬を服用していても改善出来なくなってきたとのこと。

常に喉の奥の方に腫れを感じ、紫黒色に変わって膿を持っている状態が常になってしまった。

何とか治したい。薬をきりたいと来院されました。

「薬を飲んではいるんですが、良くなりません。子供の頃からのことなので治りますか。出来れば薬を止めたいと思っていますので」との訴えでした。

「すぐに治りますとはいえませんが、治療を続けていくと変わってきます。はじめは実感できないと思いますが続けていくうちに必ず軽くなってきますから」と答えました。

「当初はからだを変えていくのに週2回の治療が必要です。その後状態を診ながら治療間隔を開けていきます」と説明し、初回の治療を終えました。

ベットから起き上がるとからだ全体が軽くなり、肩や首が楽になったと感じられたようです。

週2回の治療開始から、次第に体調も回復して行き、治療開始から2ヶ月たつ頃には週1回の治療ペースに変わっていました。

その間、普段から感じていた肩こり、頭痛や疲れやすさ等をあまり感じなくなっていきました。

治療開始から半年ほどたった頃には喉の違和感を感じなくなり、当初あった紫黒色に変わっていた扁桃腺は、通常の状態へと変わっていました。

その後、健康管理も含めて1年ほど通院され、現在は体調不良になられたときにのみ来院されるまで変わっておられます。

最近では、手に皮膚炎が出来たといわれて週1回にペースで2ヶ月ほど通われ完治しています。

このように長年悩まされ、薬の服用でもなかなか効果が現れないケースでも継続治療をしていくことで、免疫力を引き上げ治癒へとからだを導いていくことが可能になります。

慢性疾患を持っていてあきらめておられる方は多いと思いますが、このようなケースもあることを知っていただけたら長いトンネルの先に僅かでも光明を見出せるのではないかと思います。

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