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私の履歴書(私の治療室から)
22nd 1月 2017
鍼専門としてスタートして早いもので20年ほどになります。
中途視覚障害でこの世界に入り、鍼灸の世界に夢をもってスタートしたとは言い難いのが実情だったのです。決して自慢できる話ではないですよね。
温穂堂スタッフとしてこれまで携わってきてくれた若者たちの姿勢とは大違いのスタートだったのですね。
そんな私でも振り返るとはや20年余り。ただただがむしゃらに前に進んできた日々の積み重ねだったようです。
ただ、そんな中でかかわらせていただいた多くの患者さんたちに支えられ、助けられ、学ばされてきた日々でありました。
本当に感謝なことです。
これからも多くの方々に支えられ、導かれて臨床家生活を少しでも長く続けていくことでお返ししていければと願っております。
私自身は汚点だと感じてきた闘病生活での苦しかった様々な経験が、臨床に当たっては決して無駄なことではなく、むしろ生かされていることに不思議な泄痢を感じています。
「すべてのことを益としてくださいます」この御言葉は本当のことなんだと感ぜずにはおられませんでした。
自らの心の貧しさに幾度ととなく苦しめられ、自暴自棄になったりしてきたこと。そして許されてきたこと、これらの貴重な体験が許されて臨床家として歩んでいる現在も、またこれからもずっと役立たせていただけるように心掛け、苦しむ人々のお役に立てるよう努めていきたいと願っています。
苦しんできた玄米菜食、漢方薬(煎餌薬)、10KM(キロメートル)ジョギング等々、家族に支えられてきた経験。
駅の階段をやっとやっと登ることしか出来なかった闘病期。
これらの貴重な体験が大きな財産となっている姿に驚かされ、これらの体験を通して学ばされてきたこと等、すべてが生かされていることにただただ感謝するだけです。
更に、すべてを通して皆様にお返ししていきたいと願いつつ。
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