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30歳代前半の女性

メニエール病について、その原因や病因は、インターネット上にも多数載せてあり、そちらに譲ることにし、経絡治療の立場からの記事を書きます。

この女性は、妊娠後期に治療に来られ、陣痛促進穴の使用によって、無事元気な女児を出産された方です。

その後、育児に追われ、体調を崩し、激しいめまいと難聴を繰り替えされたとのことです。

病院に通われ、投薬を受けるも余り改善しないため、当院に来院されました。

1年半程前に、ご主人に抱きかかえられて来られたことがあります。

激しいめまいのため、全く動けず。少しでも動こうとすると、更に激しいめまいとなります。

何とかベットに載せましたが、エビのように丸まった状態です。

治療時間が取れないため、まず、救急法を施し、2・30分程そのまま待ってもらいました。

前の患者さんの治療を終え、すぐにベットのわきえ行き様子を伺うと、少し動けるようになっていて、そのまま、本治法を施しました。

最後に施灸して治療を終えました。

まだ少し、軽いめまいが残っているため、そのままベットで少し休んでもらい、回復を確認して帰宅してもらいました。

すっかり楽になり、びっくりされての帰宅となりました。

その後、定期的に来院され、めまい・難聴等はほとんど発症しなくなり、元気に子育てをやってお
られます。

この方は、家庭の事情等もあり、週1回の治療でした。

回復された現在も、2週間に1回、体調管理のため治療に来られています。

現在、メニエール病で苦しんでおられる方が多いと聞きます。

インターネットを開いても、その多さにびっくりさせられます。

今回載せた記事のように、鍼・灸によっても、激しいめまい等の症状にも対処できます。

更に、継続治療によって各内臓の系統を整え、バランスをとることで、病いの本体を治していくことが出来ます。

この症例から、経絡治療を見直していただければ幸いです。

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