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小学校4年生の女の子

4年生になり運動クラブに入ったが、市内でも強豪校のため練習がきつく、体に疲労がたまり、また入部間もないため精神的にも疲れた様子でした。

喘息の治療に定期的に来院していましたが、疲れている様子が伺えました。

そんな中、疲労がピークを迎えたのか、右の頬に湿疹のようなものが出来、皮膚科を受診したところ帯状疱疹と診断されました。

皮膚科を受診後、当院に来院されました。

「帯状疱疹と言われましたが、鍼でも治せますか」とたずねられました。

診ますと右の頬から耳にかけて水疱が見られました。

「体が疲れきった時に出てくるものですから、よっぽど疲れたんですね。大丈夫ですよ。鍼で疲れきった体を回復させて治しましょう。免疫力が下がったため、体内に潜伏していたヘルペスウイルスが再活性したのが帯状疱疹ですから、免疫力を元のいい状態に戻してあげれば治ってしまいますよ。しかも、鍼治療
をしていると水疱の痕も残りません。女の子ですから、特に大事ですね」

治療を始めて3回で完治となりました。

鍼治療で免疫力を引き上げ、患部をお灸で狙いますと、早く完治させることが出来、尚且つ痕跡を残さずに治癒に至ります。通常は2~4週間程で治癒と言われていますが、鍼灸治療を受けることにより免疫力が上がり、自らの力によって帯状疱疹を治してしまいますので、もっと早く治癒に至ります。

鍼灸治療は、とかく整形外科的な症状にのみ効果ありと思われがちですが、このような症例にも効果があります。

皆様の鍼灸治療に対するイメージが、この例を通して少しでも変わっていただけ幸いです。

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