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顔面神経麻痺(50歳代の男性)
09th 7月 2007
左顔面の麻痺で病院へ通院されていましたが、なかなか思うように回復せず、紹介されて来院となりました。
左頬から顎にかけて左右差があり、皮膚に張りのない力強さの足りない状態でした。鍼治療は初体験とのことです。また、食事のたびに左側に違和感を感じ、食べたものが口内の左側に残るという感じだそうです。
治療は、本人の仕事の関係で週1回の治療となりました。治療は、積み重ねが大切で少しずつ変化していくことを説明しながら初回の治療を終えました。本人も納得されたようで、毎週欠かさず治療に来られました。その結果、5回ほどの治療で回復され治療を終えました。
この事例のように、数回の治療で治るケースもありますが、もっと多くの治療期間を要するケースも多いようです。でも、この事例のように、経絡治療によってバランスをとり回復力を向上させることで、からだが変わっていきます。その結果、治癒へと導いていきます。現在もこの事例のような顔面神経麻痺の治療や三叉神経麻痺・顔面痙攣といった症状を訴えて来院されている方がおられます。
病院ですぐに完治できるものは問題ありませんが、なかなか直らず辛い日々を送っておられる方がいることも多いと聞いています。このような症状で苦しんでおられる方は、是非鍼治療(経絡治療)を治療のひとつに加えていただき、体験していただきたいものです。
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