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50歳代前半の男性

当院へは事故後2週間後くらいで来院されました。

過去にも交通事故により2度治療をさせていただいており、今回で3回目の治療となりました。

2年間で3回の追突事故にあわれ、今回が一番状態が悪いようです。

症状は肩甲間部とくに左側に自発痛が強く腫脹していて、左手肘から指先にかけて痺れが強く出ていました。特に手首から薬指・小指にかけてもっとも痺れが強い様子です。

「すぐには楽になれないかも知れませんが、少しずつ変わっていきますから少し辛抱して通ってください。今回で3回目ですから、今までより少し時間がかかりますよ」と説明しつつ治療を始めました。

初回の治療で「大分楽になったよ」と言われましたが、「時間がたつと痛みが出てきます。でもこの治療を続けて行くことでだんだんと楽になりますから、仕事で忙しいでしょうが通院してください。まぁー前の治療体験でお判りでしょうが」

週2回から3回のペースで通院してくださいました。約2ヶ月ほどで肩甲間部の痛みは殆ど無くなり重い感じに変わってきましたが、天候によってはその重さが強くなることがありました。

しかし、左手の痺れは手首から薬指・小指にかけて痺れが残っています。

更に治療を継続し、肩甲間部の痛みは消失。

約3ヶ月半頃に左手のしびれも殆ど感じなくなりました。

約4ヶ月の治療期間がかかりましたが、完治となりました。この期間が長いのかそれとも短いのか
の判断は皆様にお任せしますが、鍼灸によっても“むち打ち症”を治癒させることが出来ます。

よく何年たっても交通事故の後遺症で苦しんでおられる方がいらっしゃいますが、鍼灸治療も是非治療手段のひとつに加えてください。

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