肘の痛みについての症例
09th 11月 2005
40歳代前半の男性
右ひじ内側に痛みが強く、整形外科に半年以上通院していましたが痛みが引かず、更に悪化してしまい当院に来院されました。初診時にはボールペンを持っても痛み、文字を書くにもきつい状態でした。
右ひじ内側は冷えていて軽く圧迫するだけで痛みが強く出るほどです。
「だんだん痛くなり、痛みで仕事があまり出来ません。何とか痛みをとってください」
「ひじは冷えて痛みが出ていますから少し時間がかかります。辛抱して通ってください。治りますよ」と伝えつつ、治療を開始しました。
1回目の治療で痛みが大分和らぎ信じられないような表情をしていましたが、
「何日かするとまた痛みが出てきますが、この治療を繰り返していくことによって治っていきます。ですから一喜一憂しないでください」
当初五日に一回の割で治療を始めました。
1ヵ月後には痛みは少し残るが殆ど仕事には支障ないほどになりましたが、一日の仕事を終えると痛みが出ていました。
3ヵ月後には痛みが殆どなくなりました。
丁度仕事の関係でも通院できなくなり、一ヵ月後に再来院となりました。
少し痛みが出ていましたが、仕事には支障のない程度でした。
再来院後一ヵ月後には完治し、治療を終えました。
来院当初は、ボールペンも持てないほどでしたが、次第に痛みで曲げられないひじも、曲げられるようになっていきました。また、治療をするたびに痛みで曲げられないひじが楽に動かせるようになって驚いておられたようです。
整形外科に通ってもなかなか治らないような人は是非、一度鍼治療を検討してみてください。
目からうろこが落ちるような体験となりますよ。
初めから鍼治療をと言う人は勿論大歓迎です。