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生理の無い状態から定期的に生理 そして姙娠出産へ
07th 7月 2011
ー無生理状態から定期的な生理、そして姙娠出産へ (30才代の女性)ー
自然に生理になることが無く、長年病院に通って治療を受けていたそうです。
しかし、ホルモン注射を受けたときには生理になるが、そこから定期的に、順調に毎月生理になるところまではいけず、ホルモン療法を受けたときのみ生理になるということを繰り返していたそうです。
そんな中、鍼治療が良いのではないかと紹介され来院されました。
当初は、病院での治療も合わせながら鍼治療を行っていました。鍼治療開始から2・3ヵ月後にはホルモン療法を受けなくとも自力で生理になることが少しずつ出来るようになってきました。しかし、毎月というわけにはいかず病院の治療と併用という時期がしばらく続きました。
医師からは、「このままホルモン治療を続けていかないと治らないよ」といわれ、患者さんも迷いながらも併用治療を行っていました。
しかし、生理の間隔は少しずつではありますが狭まってきましたが、毎月順調とはいかない状態が続いていました。
お医者さんからは再度治療を続けないといけないと言われながらも、病院での治療間隔を伸ばしていってもらうようにしました。それでも以前よりは生理の状態が良くなってきていました。この事実はお医者さんも認めざるを得ない様子だったそうです。
しかし、身体を妊娠するに足る状態に変えるにはまだ時間が必要のようでした。特にホルモン等薬の投与を繰り返してきていて、身体は冷えている状態です。どうしても姙娠可能な身体に変え、生理を順調な状態に導くために、薬の投与を全く受けない状態が必要と強く感じました。そこでお願いをしてみました。「半年間で良いですから薬を全くきって鍼治療だけで御願いします」と。
信頼関係が無ければとっても受け入れてはもらえないことです。今までの治療の中で培われたものがあったのでしょう。快く受けていただきました。
鍼治療のみでの治療が始まり、開始してから半年が過ぎようとしていた頃から急に「生理がなかなかこないんです」との話がありました。以前にも数ヶ月生理が飛んでいた時期もあり、当初はあまり氣にしていなかったのですが、「なかなかこない」と治療のたびに言われるようになりました。そうこうしているうちに少しお腹に目立つものが感じられるようになり「ひょっとしたら姙娠かもと」感じられるようになっていました。本人もお腹の違和感(少し膨らんできた様子)を覚え心配されていました。病院へ行くことを進め確認をしていただくことにしました。
病院で検診したところ妊娠5ヶ月とわかり、本人も医師も共に驚いていたそうです。
その後、妊娠中の治療を継続していただき、途中逆子にもなりましたが、鍼治療により正常に戻し、最後には陣痛促進穴の反応を捉え、無事出産予定日に安産で出産されました。
今回の事例のように、生理不順で悩んでおられる方も多いです。ホルモン投与だけでは問題解決が困難な場合も多いようです。もともと身体は悪い状態を良い状態に戻そうという機能を持ち合わせています。その力を引き出してあげられる鍼治療(経絡治療)の威力と効果を改めて教えてくれた症例でした。
1件のコメント »
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ホルモン剤を使わなくてすむなら、母体と、新しい命!赤ちゃんにも、どんなにか良いかと、嬉しい思いです❗️
私は、更年期でのホルモン療法で、不正出血の経験あり、
大学での再検査に行かずに、経絡鍼治療で正常値になりました。
斎藤先生、御自身のお身体も御自愛なさって、益々、わたくし達・女性のために、
子供達ために、お願いいたします。
コメント by メロディー — 2015 年 2 月 24 日 @ 5:07 AM